新年に伴い社長の挨拶を更新しました。

この国の希望になって ~ ver2018

新年あけましておめでとうございます。

2017年の国内景気を振り返ると、雇用、所得情勢が堅調に推移し、経済活動水準も潜在生産量を上回って推移、日本経済は緩やかに回復。といった論調が主な年でありました。弊社は1979年の設立から今年の2月14日で39年目になります。これまでの歴史において、営業方針や主力商品、サービスなどで様々な変化を繰り返し、特に近年は変化のスピードが速く、時代に流されがちな状況のまま現在に至ったわけですが、年末の時間で振り返ってみると「住み良い豊かな“生活”環境を創る」という、私どもに与えられた使命だけは、一度もぶれていなかった。と改めて思う新年になりました。

昨年は従来あった経営理念、社是のほかに、新たに社訓を定め、会社として、あるいは開邦工業の社員としての行動基準を統一しスタートさせた初年度となりました。

株式会社 開邦工業 社 訓

・開邦工業は、人と人を愛情で結ぶ企業である。
・開邦工業は、日々の成長を常とする企業である。
・開邦工業は、家族に並ぶ結束をもって業を成す企業である。

昨年の新年ご挨拶の文中で「今年は愛情、成長、結束を基盤とした会社創りに努める所存でございます」と宣言しました。それが昨年6月1日に社訓となり、まだ7ヶ月でありますが少しずつ形になってまいりました。それは、沖縄県や関東各地のお客様から「愛情」を介したやり取りによる提案でいただいたお仕事や、チームとして「成長」した結果、より効率的に、従来よりも効果的な結果を残すことになった案件、また、より質の高い仕事に挑戦し、困難に陥っても社内の「結束」によって山場を乗り越える力をつけた事例等、徐々に成果を出せるようになりました。社訓の効果については、私自身、代表として手応えを掴みつつあります。私のこの手応えは、本年5月末の決算において数字として表れると確信しております。

新しい年は、新設の一般都市ごみ用焼却炉1件と火葬炉2件を手掛け、これまでご愛顧いただいております焼却プラントのメンテナンス業務にさらなる厚みを加え、この1年で大きく成長した水処理プラントのメンテナンス業務を拡大し、沖縄県内で実績を作り始めたLED事業を始めとする物品販売事業にも大きな希望をもって取り組む一年にいたします。

現在、弊社は沖縄本社-東京支社間の垣根を飛び越えて、お客様に対するサービスの在り方、営業の考え方、メンテナンスの方法、人材育成の手法等について、社内システムを再構築せねば、会社としての成長が見込めない状況になったと判断しております。新たな課題が舞い降りてきてくれたことに感謝するとともに、これまで以上にお客様にご愛顧いただき、信頼をいただけるような、新たな体制づくりに1年を費やす覚悟でございます。前進し続ける私ども株式会社開邦工業に、更なるご期待をいただき、本年も皆様方のより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。

平成30年1月1日
株式会社 開邦工業
代表取締役 玉寄 将