新年に伴い社長の挨拶を更新しました。

この国の希望になって ~ ver2019

新年あけましておめでとうございます。

毎年、発表される2018年「今年の漢字」第1位は『災』であったとニュースで知りました。昨年我が国は多くの大災害に見舞われ、変わっていく気候の変化に不安を覚えながらの1年であったと思います。弊社が本社を置く沖縄県では翁長知事死去に伴う県知事選挙が行われ、今後の沖縄県の方向性を位置づける大きな節目となりました。外的要素に変化の多い年が過ぎたわけですが、今年はこの変化に対しどのように適応するか、改めて問われる年になると感じております。

弊社はおかげさまをもちまして、今年の2月14日で設立40周年を迎えることになりました。創業社長の地元沖縄を憂い、想う気持ちから生まれ、住み暮らす自らの生活環境の整備を地元企業で完結する。そして廃棄物処理をさせていただく使命をあくまでも謙虚に実践する。という姿勢で積み重ねた40年であったと思います。これまで支えてくださった関係者の皆さま方に対し、代表として心よりの感謝を申し上げます。

今年度は関東一円で展開している東京支社の受注高が初めて沖縄本社を上回る見込みとなりました。今春供用開始予定の一般都市ごみ焼却施設1件と直近2年で完成の火葬施設3件を中心に、これまでご愛顧いただいております沖縄、関東での焼却プラントのメンテナンス、また沖縄県内で充実してきました水処理プラントのメンテナンス、そして昨年後半から盛んにお引き合いいただいておりますLED事業、さらに化学防護服をはじめとする防災関連の物品販売事業を展開するにあたり、従来ある社内の伝達速度では、お客さまに充分なサービスをご提供することが難しいと感じております。

私たちの強みのひとつは、離島やへき地のお客さまに寄り添い、共に歩み、常に改善をご提案させていただくことにあると考えております。このように変化する時代と節目において、充実したサービスを展開するためには、内側から適応力を強化する必要があります。それには社内の連携結束が不可欠です。

「人と人を愛情で結ぶ」ために伝達速度を上げ、迅速なサービスを実践すること。また時代の変化に対応するために「家族に並ぶ結束をもって業を成す」ことで深みのあるご対応をすること。それは「日々の成長を常とする」弊社の取り組みにほかならない。と考えております。

新年の船出に際し、「住みよい豊かな“生活”環境を創る」という旗印のもと、私たち自身の在り方を改めて見つめ直し、お客さまから必要とされる体質に改善することで、将来の希望を表現する覚悟でございます。変化を常とし、進化し続ける、株式会社開邦工業を今年も見守り下さり、皆様方の更なるご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。

平成31年1月1日
株式会社 開邦工業
代表取締役 玉寄 将